プロジェクト・ネーミングの意義イメージ

ネーミングの役割は

製品の構成要素とは

では次に“製品の構成要素”としては、どのようなものがあるのかを見ていくことにしましょう。

1つ目は商品の基本的価値を与えている“コア(核)”と言われるもので、消費者の本質的なニーズを満たしています。

2つ目は、1つ目の“コア”に付随する“形態”で、たとえば商品のパッケージやネーミング、ブランド、品質などが挙げられます。

3つ目は、1つ目の“基本的価値”以外に商品に“付加価値”を与えている“付随機能”で、アフターサービスや保証といったものがこれにあたります。

そして“本”であれば、その内容そのものが“コア”でカバーや著者が“形態”になり、“食品”であれば食べられる部分そのものが“コア”で容器やパッケージ、商品名などが“形態”、商品についている点数シールなどが“付随機能”になります。

また同様に“車”では、運搬機能自体が“コア”で色やスタイル、安全性、速度などが“形態”、そして品質保証や保険、アフターサービスなどが“付随機能”ということになります。

実際のマーケティングにおいては、これらの3つの構成要素のうちのどれが最優先されるべきかは競合他社の現状を含めた競争環境によっても異なりますが一般に、新製品が開発されて市場に出た時点では
1つ目の“コア(核)”や2つ目のパッケージングやネーミングなどを含む“形態”によって他の多くの製品との差別化を行うことは可能ですが、市場が飽和状態になった時点では3つ目のサービスや保証などを含む“付随機能”による差別化が有効になってくると言われています。

いずれにしても企業は、綿密な市場調査を行ってどの要素を重要視するのがもっとも効率的であるかを見極めて製品戦略を展開していくことが大切であるようです。

また『ウォークマン』や『携帯電話』を見ても分かるように、時代の新しい流れを切り拓いて行ったのは“プロダクトアウト”を捨てていない企業で、常に根底には“コア”という要素に関して挑戦しようとする姿勢が必要であると言われています。

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プロジェクト・ネーミングの意義は、ネーミングについて解説しています。

プロジェクト・ネーミングの意義Pick!:経営戦略について

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